恐るべし記憶力

先日のことだが、両親が買い物から帰ると1枚の名刺を私に差出した。
買い物中に、この名刺の人物に突然話しかけられた(私の両親であることを確認された)という。
両親から話しを聞けば、どうやらこの名刺の人は私を知っていて、しかも私の母親の顔まで知っている人物らしい。

悲しい性だが、こういう時はなぜか、何か悪いことでもしでかしただろうか・・・などと不安がよぎる。(これをネガティブな性格というのだろうか?)
名刺には代表取締役の肩書きが記されているが、、、私には身に覚えがないとしか・・・。
ふと、次の瞬間、名刺を眺めていた私は、その名刺の名前から「チャボ」と呼ばれていたある人物を思い浮かべた。そして、それは確信に至った。と、同時にある忘れもしない記憶が蘇る。
「お前のかあちゃんって、きれいなんだな!」
「えっ?」
中学生の頃、プチおつきあいしていた私たち。彼は何かの理由で一度だけ私の母に会ったことがある。(ん?見かけただけだったかも)
後にも先にも私の母親のことを仮にも美人と表現したのは彼だけだ。
それにしても、遡ること20数年前の話し。
確信があるが、私には、その当時何度も会った彼のお母さまを今判別することはできないだろう。
彼の恐るべし記憶力に感服。

Posted by lin : 2004年01月26日 01:30

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