それぞれの時間
「僕は僕でいいと思う」
とても深い言葉だと思う。
写真のスキャニングをしながら見るともなく見ていたドキュメンタリー番組で、一人のXP(色素性乾皮症)という難病のまだ小学生くらいの少年が映し出されていた。
はっきり言って、その外見に非常にびっくりした。見るに耐えなかったというのが正直なところかもしれない。
そんな彼がふつうの健康な人がうらやましいと思うことはないかとインタビュアーに問われた時、
その少年の口から出た言葉に、ふと作業する手が止まった。
そう。
貴方は貴方でいい。
そして、私は私でいいのだと思う。
フィルム(Kodak 400TX /増感+1)+スキャナー(Nikon Coolscan IV)
CONTAX Aria/ Carl Zeiss Planar T*50mm F1.4
Posted by lin : 2006年02月17日 23:55